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21セイキノマダム・エドワルダ
2015年5月19日発売
定価:2,090円(税込み)
ISBN 978-4-334-97820-4
ノンフィクション、学芸
判型:四六判ソフト
21世紀のマダム・エドワルダバタイユの現代性をめぐる6つの対話
人形芝居『マダム・エドワルダ―君と俺との唯物論―』を突破口に、8人の論客がバタイユの可能性を語るスリリングな対話集!
プロローグ
1 バタイユ論…………バタイユはファシストとどう違うのか
宇波 彰
2 危機論 ……………希望への想像力を獲得するために
大澤真幸
3 ファシズム論………国民国家が崩壊するとき
片山杜秀
4 エロス論……………すべてはここから始まる
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、仲野麻紀
5 全体性論 …………「われわれ」はどこに向かっているのか
宮台真司
6 文学論 ……………人間の限界を超えること
中条省平
7 女神を待ちながら …ジョルジュ・バタイユの戦争
大岡 淳
著者紹介
大岡 淳(おおおかじゅん)
1970年生まれ。演出家、劇作家、批評家。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、SPAC―静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師を務める。批判的エンタテインメントの創造をモットーとし、静岡を拠点としながら、岡山、鳥取、大分、山口、東京等でも活躍。演劇、人形劇、ミュージカル、オペラ、コンサート等を幅広く手がける。演出作品にハイナー・ミュラー『大人と子供によるハムレットマシーン』(SPAC)、スコット・ジョプリン『トゥリーモニシャ』(月見の里学遊館)上杉清文・内山豊三郎『此処か彼方処か、はたまた何処か?』(SPAC)等、戯曲作品に『帝国』(劇団渡辺)、『東海道四谷怪談』(SPAC)等がある。