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テンチョウガイッパイ
2014年11月13日発売
定価:1,650円(税込み)
ISBN 978-4-334-92980-0
フィクション、文芸
判型:四六判ソフト
店長がいっぱい
「ママの料理でなにがいちばん好き?」
「ブタとタマゴのどんぶり。あれだったら毎日、食べても飽きないよ」
夫を亡くしたばかりの真田あさぎは、小学生のひとり息子を育てるため、「友々丼」と名付けた“他人丼”の専門店「友々家」を開いた――。
あれから30年余り。いまでは、百二十店舗を数えるまでになった。東京、神奈川、群馬……今日も、あちこちの「友々家」では、店長たちが、友々丼をせっせと提供している。
それぞれの事情を抱え、生きるために「友々丼」をつくり続ける7人の店長と、共に働く人々のちょっぴり切ない七つの物語。