ハナノコミチ
2016年11月16日発売
定価:1,760円(税込み)
ISBN 978-4-334-91133-1
フィクション、文芸
判型:四六判ハード
戦国絵巻純情派花のこみち
激動の時代を駆け抜けた、若き純情派の生き様!
武田軍に攻め込まれた長篠城を守る奥平貞昌の窮地を救わんと、ひとり城を抜け出し使者を務め、端から死を覚悟していた鳥居強右衛門――「長篠の蒼空」
猿と呼ばれた若き日の豊臣秀吉。真の友であった与四郎との友情が、秀吉の心の支えとなり、群雄割拠する乱世を生き抜く力の源となった――「花のこみち」
織田信長と最期をともにした森蘭丸。彼の傍らには常に黒人の武士・弥助の姿があった。二人の友情の日々、弥助の恋を鮮烈に描く――――「さらば黒き武士」
歌舞伎の始祖といわれる出雲のお国。その優れた舞の奥底にあったのは、名古屋山三郎との芸に生きるがゆえの愛だった――「つれなの振りや“お国と山三”」