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キャプテン・コリア
大韓申報の新米記者・高莉亜(コリア)は、韓国・横城郡の高等学校で起きた、陸軍脱走兵による立てこもり事件の取材に向かった。脱走兵6人は少年を人質に取り、軍隊内の虐待を暴露、徴兵制の完全廃棄を要求する。
国防軍は、極秘で計画を進めていた対日懲罰作戦統合本部――略称『罰日(ボリル)』から、軍人・孔恭七(コンゴンチル)を出動させ、見事、犯人たちを撃退。なんと彼は、あの安重根のDNAから生まれた超人兵甲だったのだ! 喝采を浴びる孔恭七の勇姿を、ひとり、怒りの目で見つめる高莉亜。実は高莉亜も、『罰日』で生み出された超人兵甲であった!