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文庫|詳細

若者はみな悲しい

ワカモノハミナカナシイ
2008年12月9日発売
定価:990円(税込み)
ISBN 978-4-334-75172-2
古典新訳文庫
判型:文庫判ソフト

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若者はみな悲しいフィッツジェラルド/著 小川高義/訳

理想の女性を追いつづける男の哀しみを描く「冬の夢」。わがままな妻が大人へと成長する「調停人」。親たちの見栄と自尊心が交錯する「子どもパーティ」。アメリカが最も輝いていた1920年代を代表する作家が、若者と、かつて若者だった大人たちを鮮やかに描きだす珠玉の自選短編集。

著者紹介

F・スコット・フィッツジェラルド[1896-1940]
ミネソタ州セントポール生まれ。プリンストン大学在学中から創作を始め、1920年『楽園のこちら側』で文壇に登場、絶賛を浴びる。妻ゼルダとの、作中人物さながらの華麗な私生活も注目を集め、一躍時代の寵児となる。1925年発表の傑作『グレート・ギャッツビー』などで“ロスト・ジェネレーション”を代表する作家として確固たる地位を築く。そのほかの代表作に、『ジャズエイジの物語』『夜はやさし』など。

[訳者]小川高義
1956年生まれ。東京工業大学教授。訳書に『停電の夜に』『見知らぬ場所』(共にラヒリ)、『さゆり』(ゴールデン)、『また会う日まで』(アーヴィング)、『骨』(フェイ・ミエン・イン)、『永遠を背負う男』(ウィンターソン)、『調律師の恋』(メイスン)、『灰の庭』(ボック)、『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー)ほか多数。

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