キョウカショイッサツデトケルトウダイニホンシ
2017年1月17日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03963-9
光文社新書
判型:新書判ソフト
教科書一冊で解ける東大日本史
東大日本史の3大特徴
1.教科書に書かれていないものは出ない
2.示される資料に過不足はない
3.「歴史の本質」を問う
自身の授業を解説したホームページが受験生や歴史ファンの間で人気を得た日本史の高校教員が、好評の市民講座「東大入試で学ぶ日本史」の内容をもとに書籍化。オリジナルの「東大チャート」を埋めながら解けば、誰でも「歴史の本質」にたどり着く! 受験勉強、ビジネスマンの学び直しに最適の一冊!
目次
0時間目 小学校の教科書で解くNHKドラマの主人公・吉備真備と遣唐使
1時間目 5世紀から10世紀へ:神様が仏様はじめました
-仏教はいかにして日本に受け入れられたのか-
2時間目 8世紀:次男房前(ふささき)、参議となる
-官僚政治家藤原氏の躍進、ここに始まる-
3時間目 12世紀から16世紀へ:遠くの身内より近くの他人
-どう違うの?守護・守護大名・戦国大名-
4時間目 14世紀:建武の新政
-後醍醐天皇の恩賞は本当に不平等だったのか-
5時間目 17世紀:江戸時代初期の朝廷と幕府
-家康、天皇のお陰で神となる-
6時間目 17世紀から19世紀へ:家康公はそんなつもりではなかったぞ
-江戸時代、大船建造はなぜ禁止されたのか-
7時間目 19世紀:長州征討と諸藩への影響
-何、幕府が長州を攻める!? よし、長州に味方しよう!!-
8時間目 激動の20世紀前半:石橋湛山の「一切を棄つるの覚悟」
-協調外交はなぜ失われていったのか-
著者紹介
野澤道生(のざわみちお)
1963年、愛媛県松山市生まれ。大阪大学文学部日本史学科卒。現在、愛媛県県立学校教員(日本史)。授業用の板書ノートの解説をホームページ(『日本史ノート』解説http://www.geocities.jp/michio_nozawa/)で公開したところ多くの生徒の間で話題となり、他校や有名予備校の先生も参照する人気サイトとなる。当ページの「連絡窓口」を通じ、受験生の質問にも答えている。自身が土曜日に主催する市民講座「東大入試で学ぶ日本史」は老若男女の多くの参加者を得て、現在二期目。