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カントク・センシュガカワッテモナゼツヨイ?
2012年11月16日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03714-7
光文社新書
判型:新書判ソフト
監督・選手が変わってもなぜ強い?北海道日本ハムファイターズのチーム戦略
評論家が誰一人予想できなかったファイターズのリーグ優勝(2012年)。ダルビッシュが抜け、コーチ経験もない新人の栗山監督のもとで、なぜ勝てたのか? また、北海道移転以降、監督や選手が変わっても、7年間で4回もリーグ優勝できたのはなぜか? 集客が大幅に増え、女性客の割合が55パーセントに達し、試合中継が道内で抜群の視聴率を誇るのはなぜか?
ファイターズ前球団社長である著者が、話題の「ベースボール・オペレーション・システム(BOS)」のことも含め、すべてを細かに解説する。そこにあったのは、明確なビジョンと、それに基づいたドラスティックな組織改革だった。現場発、最強のスポーツビジネス論。
目次
はじめに
第1章 スポーツビジネスとは何か
第2章 試合収入
第3章 放映権収入
第4章 スポンサー収入
第5章 マーチャンダイジング収入
第6章 スポーツビジネスのためのIT戦略
第7章 地域密着がスポーツビジネスを成功へ導く
あとがき
著者紹介
藤井純一(ふじいじゅんいち)
1949年兵庫県生まれ。近畿大学農学部水産学科卒業後、日本ハムに入社。京都・奈良の営業所を経て、本社へ。営業企画、広告宣伝を経て、1997年、Jリーグクラブのセレッソ大阪(大阪サッカークラブ株式会社)取締役事業本部長に就任、2000年に同社代表取締役社長。一旦本社に戻った後の2005年、株式会社北海道日本ハムファイターズ常務執行役員事業本部長に就任。翌年より代表取締役社長。日本一(2006年)という成績面だけでなく、経営の黒字転換、本拠移転からの地域密着という難しいミッションを成功させる。2011年より近畿大学経営学部経営学科特任教授。著書に『地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる』(ダイヤモンド社)がある。