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新書|詳細

藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

フジマキタケシノジッセン・キンユウマーケットシュウチュウコウギ
2012年3月16日発売
定価:1,012円(税込み)
ISBN 978-4-334-03675-1
光文社新書
判型:新書判ソフト

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改訂新版藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義藤巻健史/著

「伝説のディーラー」が書いた「伝説の教科書」、データを刷新、大幅加筆の改訂版!
この本は、人から聞いたことや、他人の書いたものをまとめたものではありません。私自身の経験から「金融市場で生きて行くには、これだけの知識が必要だ、資産運用をするつもりならこれだけの知識は必要だ」と思ったことだけを書きました。逆に言えば余計なことは書いてありません。個人投資家の方にもわかりやすく書いたつもりです。是非、この本を読んで、今後の不透明な時代を乗り切る術を得ていただければ、と思います。(改訂新版 まえがきより)

目次

     改訂新版 まえがき 3

第1章 為替のマーケット 17

為替とは何か 18
 「安く買い、高く売る」がすべて/円高・円安/オファード・レートとビッド・レート/ニーゴー、サンゴー/TTS、中値、TTB     /マインとユアーズ

マーケットの参加者 25
電子ブローキング/トレーダーはどうやって儲けるか?

直【じき】物【もの】と先物 29
先物は「契約だけ」/先物は企業にとって、とても重要である/1年後のドルの値段は/ヘッジをするとは/為替で儲★けようとしたらヘッジをしてはいけない/ドル預金がいいか円預金がいいか/先物を組むと、儲★けが確定できる/先物は「直物取引プラス割引幅」で決まる/ヘッジファンドはキャリートレードをしているか?/ヘッジファンドは先物で勝負している/先物のドル買いが直物のドルも持ち上げる/ヘッジファンドと土地の転売/先物は予想ではない/日経新聞マーケット欄を読む
  
為替を動かす要因 54
マクドナルド平価説への反論/長期で見れば為替は国力の反映/(1)金利差/(2)国際収支(国際収支でモノの収支だけを発表するのは自虐的行為/日本は「利息と配当金生活者」/経常黒字の内容が変わった)/(3)資本収支の動き(円安になると外国人が日本株を売る?/リパトリエーションに関する誤解)/(4)政治的圧力/(5)質への逃避/(6)社内レート/(7)為替介入(介入用の円資金はFB発行で調達/為替介入はパワフルなキャリートレード)/超優遇レート?
  
外国為替証拠金取引 86
為替先物取引は個人では難しい/外為証拠金取引はレバレッジを利用する/外為証拠金取引はキャリートレードである/スワップポイントとは/決済日は2日後/

為替マーケット再考 94
(1)直物取引のリスク/(2)規制緩和/(3)為替政策は重要/(4)ヘッジファンド(アルゼンチン危機はなぜ起こったか/アジア通貨危機はなぜ起こったか/ソロスのポンド売り/ロシア危機)/(5)チャート

第2章 短期金融マーケット 117

日銀 118
日銀とは/日銀の業務((1)発券業務/(2)政府の銀行/(3)銀行の銀行)
  
日銀はなぜ偉い 124
(1)金融政策を決定する(イ―公定歩合操作/ロ―債券手形オペレーション/ハ―支払準備金操作)/(2)日銀検査
  
日銀のバランスシートの注目点 133
日銀のバランスシート項目/量的緩和/市中にまわるお金
  
金融政策再考 143
短期金利と景気/インフレターゲット論

LIBOR(ライボ) 149
LIBORの意味/海外での融資はLIBORベース/護送船団方式の弊害/ジャパンプレミアムの意味

金融先物市場 158
金融先物市場とは/資金調達コストを確定する
  
金融先物の利用法 169
トレーディングに使える/マーケットの金利予想ができる
  
マイナス金利の世界 173
預金に金利を払わなくてはならないとなると/日銀の当座預金に置いておくだけで利益が出る
  
ユーロ円取引と国内コール取引 179

第3章 長期国債マーケット 177

長期金利はなぜ動くか 182
長期金利はマーケットが決める/国債の金利を決めるもの(①需給/②ファンダメンタルズ)/具体的な要因(①景気指標/②日銀短観/③マネーサプライ/④日銀の政策/⑤為替、質への逃避/⑥リスクプレミアム/⑦チャート)
  
国債マーケット基礎用語 196
基礎用語/単利と複利
  
現物債マーケット 204
発行市場と流通市場/発行市場/応募倍率が高いから、いい入札か/国債仲介市場
  
債券先物市場 213
現物債よりも格段に大きな市場/長期金利を決定する債券先物市場/債券先物とは何か/債券先物のメリット/決済/現物債引き渡しの理由/ミニ債券先物の登場
  
債券先物はどう使えるか 230
ヘッジに使う/現物債と先物市場の裁定/デュレーション/PVBP

財政赤字問題 241
日本の財政赤字は限界だ/額だけでなく借金の仕方も問題だ/財政赤字と格付け問題/格付けが国債価格に影響するとき
  
長期マーケットに関する誤解 253
景気実態と長期金利の関係/15年変動金利債は短期債の集合体/FRNマーケット

第4章 金利スワップマーケット 263

金利スワップマーケット 264
金利スワップは常識/金利スワップの本質/金利スワップとは何か/日本の銀行が約5年遅れた理由/興長銀のスワップ利用/金利スワップはヘッジとしても使える
  
金利スワップを利用する 284
投機家の必要性/投機家はどうやって金利スワップを利用しているか①/金利スワップは長期金利の商品/決済の方法/投機家はどうやって金利スワップを利用しているか②/スワップのまとめ/スワップの知識がないと金融記事が分からない
  
スワップと簿価会計の問題点 305
簿価会計は問題が多い

第5章 オプションマーケット 311

オプションとは何か 312
株のストックオプション/リンゴでオプションを考えると/私のストラテジー/リンゴではなく、債券先物であったなら/トレーダー用のスクリーン/オプションの本源的価値と時間的価値/私の取引/オプションは図で覚える/練習問題
  
第6章 日経225先物・日経225先物オプション 345

日経225先物 346
日経225先物はもっと使われるべき/日経225とは何か/日経225先物の仕組み/日経225先物欄の読み方/日経225と証拠金/

日経225先物オプション 354
日経225先物オプションの仕組み/オプション取引の実際/再び本源的価値と時間価値について

第7章 運用と調達の考え方 361

運用と調達の考え方 362
金利上昇期、下降期の資金調達オペレーション/FRA/逓減貸し金の金利の出し方/貸付部門と調達部門の責任分担/途中解約の際のペナルティー/オプションをただであげていた住宅金融公庫
  
第8章 金融リスク・ヘッジファンド・その他 381

金融に関するリスク 382
事務リスク/電算システムリスク/セトルメントリスク/信用リスク/流動性リスク/信用リスクと個人投資家/マーケットリスクとリスクコントロール/DEaR/VaR
  
リスクコントロールシステムとしての会計 403
エンロンとワールドコム/簿価会計と時価会計(債券先物/オプション/ヒストリカルレートロールオーバー)/簿価会計から時価会計へ
  
ヘッジファンド 418
ディーラーが憧れる理由/ヘッジファンドが資金を集められる条件/ジョージ・ソロス/ロングショートは完全な裁定ではない/裁定/トレーディングスタイル

外資VS.邦銀 431
証券と銀行はどう違うか/外銀と邦銀はどう違うか
  
おわりに 437
  
索引 443   

著者紹介

藤巻健史 (ふじまきたけし)
1950年東京都生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。’80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院)。’85年、米モルガン銀行入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。また同行会長に「伝説のディーラー」と呼ばれた。2000年同行を退行、ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを経て現在、株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役社長。1999年より一橋大学経済学部非常勤講師も務める。『外資の常識』(日経ビジネス人文庫)、『マネー避難』(幻冬舎)、『日本破綻』(講談社)など著書多数。「週刊朝日」、「日経ヴェリタス」でも連載を持つ。
 

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