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新書|詳細

絶望しそうになったら道元を読め!

ゼツボウシソウニナッタラドウゲンヲヨメ!
2012年2月17日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03669-0
光文社新書
判型:新書判ソフト

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絶望しそうになったら道元を読め!『正法眼蔵』の「現成公案」だけを熟読する山田史生/著

曹洞宗の開祖・道元は、ひたすら純粋な禅を求めた僧であると同時に、天才的ともいえる独創的な思索を展開した哲学者であった。
その主著『正法眼蔵』は、日本語で初めて本格的な思想表現がなされた書であり、極めてすぐれた言語感覚ともあいまって、日本仏教思想史の最高峰といわれている。
が、とてつもなく浩瀚な書物であり、七十五巻全部を読むのは難しい。
しかし、その巻頭におかれた「現成公案」は、量はすくないが圧巻であり、『正法眼蔵』を貫く道元の思想は、この短い文章に端的に凝縮されている。
つまり、「現成公案」を読むことは、日本思想史における白眉の書の、そのまたエッセンスを味わうことになる。
修行に、人生に絶望しそうな者に、道元はいったいどんなメッセージを語りかけているのか。
道元から与えられた珠玉の「公案」(問い)に答えるべく、読者をていねいに導く。

目次

前口上 この本に書いてあること
『正法眼蔵』「現成公案」全文
序章  なぜ道元の「現成公案」を読むのか
第一章 「われ」は生滅している
第二章 「われ」は根拠づけられている
第三章 「われ」を肯定して生きる
第四章 「われ」を世界に押しつけない
第五章 身心を「脱落」させる
第六章 世界自体が「われ」である
第七章 世界は「いま・ここ」の自己限定である
第八章 「悟り」とはなにか
第九章 「いま・ここ」から創造する
第十章 世界は「一」である
第十一章 世界は「われ」の働きをふくむ
終章 道元は現実をどう描いたのか
後始末 現に生きているということ

著者紹介

山田史生(やまだふみお)
1959年福井県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。著書に『日曜日に読む「荘子」』『下から目線で読む「孫子」』(以上、ちくま新書)、『受験生のための一夜漬け漢文教室』『孔子はこう考えた』(以上、ちくまプリマー新書)、『脱世間のすすめ 漢文に学ぶもう少し楽に生きるヒント』(祥伝社)、『門無き門より入れ 精読「無門関」』(大蔵出版)、『中国古典「名言200」』(三笠書房)など。

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